最近、建築制限付きの土地が増えていませんか?
最近、お客様とお話をしていて建築制限付きの土地が増えてきている様に感じます。
いわゆる、ビルダーさんが立地の良い土地を買ってから「自社で建築を請け負う」と言う条件で土地と建物をセット販売する形が何だか増えてきている・・・ということです。
市街化調整区域やご親類が所有されていた土地を手に入れる事ができれば自由設計が可能となり、お好きなビルダーさんに建築依頼が出来るわけですが、これからはそう言ったケースがどんどん少なくなってくる様です。
弊社にいらっしゃるお客様にも建築制限付きの土地で建物を計画されている方が当然いらっしゃるわけですが、何故かかなりの高確率でビルダーさんに不満を持っていらっしゃる事が多いです。
立地条件の良い土地を手に入れるためにビルダーの自由選択を諦め、仕方なく今の建築会社と打ち合わせをしている状態と言う事なので往往にしてあり得るとは思いますが、お話を聞いているとまぁ色々とトラブルが続出で大変のようです。
先日いらっしゃったお客様は学生時に建築を先行されていたそうなのですが今は建築とは関係のないお仕事をされておりまして、いざ自宅を建てるにあたって建築制限付きの土地を立地目的でご購入され、指定のハウスメーカーさんと打ち合わせ始めたそうなのですが、全く話が噛み合わずロクな提案もされずに結局ご自分で間取り図面を描かれたそうです。
そんなお話を伺った時に仰っていたのが「彼らはただの不動産屋だね」ということでした。建築を勉強した身から見るといわゆるハウスメーカーという所はただの不動産屋にしか見えないそうです。
言ってしまえば建物は消耗品ですから資産価値を土地にお求めになるのは買い物として当然なのですが、それでも指定業者があまりにも好みと違うビルダーになってしまう場合はよくよくお考えいただいた方が良いのかもしれません。。。