シンボルツリーに寄り添う「構えない」門構えのシンプルデザイン
- 施工費用
- ¥100万〜¥150万 ※土工事費用別途
- 工期
- 約1週間
- 施工住所
- 千葉県白井市
- 邸名
- 広島建設 セナリオハウス
- 家族構成
- 夫婦2人+子供1人
北側玄関のシンプルなアプローチスタイルです。
最近では珍しい「インターホンが建物壁面についている」パターンでしたので、高さのある構造物を作らずに、表札とポストを独立させる形のデザインになりました。
駐車スペースを敷地間口の両サイドに振り分け、中央に直線的なアプローチをデザインしましたが、そのままでは開けっ広げなファサードになってしまいますので、玄関に正対する位置にはシンボルツリーを配置して視覚的には遮るパーテーション代わりとしました。
建物北側と言っても日当たりは十分望めましたので、樹種にはオリーブをチョイスし、それなりに大きく育てても、いやむしろ大きく育てて頂きたいファサードデザインにしてあります。
既存玄関ポーチの階段では高低差を解消しきれない状態でしたので自然石の敷石階段を一段増設し、同素材でアプローチを形成してあります。
コンクリートデザインは極力シンプルに考えましたが、アプローチの敷石にかかる部分は植栽帯の確保に軽く一捻りを加えました。
シンボルツリーを囲う位置付けの木柵には上部取付が可能なアイアン表札をチョイスしてあり、独立させたポストとの意匠性もコーディネートしてあります。
シンプルながらも一捻りのオリジナリティーが垣間見えるエクステリアデザインに仕上げました。