管理しやすい花壇型の菜園スペースで「畑っぽさ」を無くしたオシャレなハーベストガーデン
- 施工費用
- ¥150万〜¥200万
- 工期
- 約3週間
- 施工住所
- 千葉県柏市
- 家族構成
- 夫婦+子供1人
ご新築時にお庭だけが土のままの状態でお引き渡しを受け、当初はお住まいになりながらご自分達で何かしようというお考えだったとの事ですが、折角なら素敵にしたいと言う事でお声がけを頂きました。
ご要望は大きく二つ、「芝生スペース」と「菜園スペース」が欲しいと言う事でしたので、その二つのスペースの配置を試行錯誤しました。
菜園スペースを考える上で元々の土が菜園とするには適しているとは言えない状態でしたので、思い切ってレイズドベッド化し花壇の様な形にして石敷きのテラスを囲む様なデザインをご提案いたしました。
加えて、掃き出し窓の前にはテラスと同じ敷石のステップを造作して、部屋からテラスと菜園スペースへの動線が生まれるイメージのデザインを意識しました。
お庭に隣接しているのが隣家のアプローチ部分ではありましたが、特に目隠しを必要としないと言うご要望でしたので、プライバシーよりも閉塞感のないオープンな状態を重要視して考えました。ただ、オープンスタイルだからと言って囲いを一切しないと言うのも場が締まらず、とはいえ境界ブロックの上にアルミフェンスを設置するのも全体のコーディネートや雰囲気がミスマッチになってしまうと考え、シンプルな木柵を採用しました。
昨今では樹脂製の木調フェンスや人工芝などがお庭作りをする上での選択肢の一つとして定着しつつありますが、「本物に勝る物なし」と言う事で、レンガも本物、敷石も本物、木柵も本物、芝生も本物、そして菜園で実る作物も本物、とリアルな質感を収穫して楽しんでいただけるお庭になりました。