懐の深いエントランスと水盤を眺めるテラスガーデンが心地良い平屋のエクステリア｜外構エクステリアのデザインオフィス　柏市・流山市・印西市・つくばみらい市

平屋のご新居のエクステリアをご相談いただきました。

変形角地の広い敷地でしたのでエントランスエリアとガーデンエリアそれぞれに程よいスペースを確保できる状況でしたので、どちらも庭空間として扱いデザインをしました。

エントランスエリアについては車の止め方次第でデザインや使い勝手が全く別物になる状態でしたので、車の止め方や高低差の考慮、駐車スペースの確保の仕方をオーナー様とよくよく話し合い、結果的にはエントランスガーデンとして十分過ぎるほどのスペースを確保できました。

玄関前と道路沿いの空間それぞれに余裕がありましたので、玄関前は広々とした玄関ポーチからゆとりのあるアプローチと存在感のある門柱壁、道路沿いは植栽と景石をオブジェ的に配したディスプレイとしてまとめてみました。ディスプレイの台座に使用したコールテン鋼の土留めがアクセントになり印象的なファサードになっていると思います。

ガーデンエリアには愛猫を放したいという事で全体をしっかりと囲いましたが、道路沿いのフェンスは地域協定に則ってセットバックをする必要があり、道路側は緑地帯確保義務とメンテナンス性を考慮して芝生としました。

囲いの内部はタイルテラスをメインにしてあり、植栽は囲いに沿って列植する形としましたが、バリエーションのある形態や季節感を感じられる様に多様な植栽で構成しました。

また、タイルテラスの一部に水栓と一体化した枯山水の意匠を取り入れましたが、ここは水を張ればいつでも水盤を形成できるようにしてありまして、気分によって水面のゆらめきや反射する光、映る空や夜景に浮かぶ木々の姿を楽しめる様になっています。