溢れ返った草木をリセット！甦ったアプローチの先にあるモダン和庭でほっこり庭時間｜外構エクステリアのデザインオフィス　柏市・流山市・印西市・つくばみらい市

建物のリノベーションに合わせてエクステリア、特にアプローチから奥のお庭にかけてのリガーデンをご相談いただきました。

まず、壊れてしまったポストや門扉、表札のリニューアルに伴い、門壁もお化粧のし直しをしましたが、よりラグジュアリー感を出すために以前より高くして、門扉もそれに合う高さのある物に交換しました。

次に、兎にも角にもボリュームが出過ぎて溢れ返ってしまった植栽の撤去とリセットを行い、お手入れの軽減と空間の拡張を意識してデザインを行いました。アプローチ舗装のタイルはそのまま残しましたが、新しい舗装に使用した石材の色調を合わせる事で違和感のない一体化を感じられる様に気を付けました。

また、今まではバリエーション豊かな植栽のお陰であまり気にならなかった距離の長いアプローチ空間が、植栽をなくす事で単調で間延びした物になってしまう様に思いましたので、「高さのある花壇」や「飾り台にも使って頂けるベンチスペース」、「３連でリズム感を感じさせるパスライト」を設置して空間に立体感とリズム感を感じられる様に考えました。

一番奥のお庭部分は玄関ポーチからの眺めにもなり、かつ和室からの眺めにもなる空間であったことから、「和」に寄せた意匠を取り入れてデザインしました。「家族で花火とか出来たらいいなぁ」と言うイメージもあり、半円状の乱形石のテラスをメインにレイズドアップした花壇スペースを「枯山水」の作りで設置しましたが、編み込みの竹垣や瓦製のピラーを使い、モダンなアプローチからの続きでも違和感の無いジャパネスクスタイルに仕上げました。

塀と一体化させた木製ベンチはちょっとした時に腰をかけて和んでいただくのに最適なのですが、胡座をかいて座って頂けるように座面を広く作ってあるので、しっかりとしたボリュームもあり眺めのアクセントとしてとても存在感のある物になっています。